羽毛布団の購入を検討していても、いざとなるとどういうものを選んでよいのか分からないものです。
サイズはベッドや布団に合わせて良いのかどうか・・・考え出すとすべてが分からなくなりそうなあなた、大丈夫です。
今回は、家具屋さんで羽毛布団を売っていた私が、羽毛布団のサイズの選び方やどういうところに気をつけて選べば良いのかなど、あなたが選びやすくなるポイントを分かりやすくお話します。
これであなたも、自分の目的に合わせた羽毛布団を選ぶことができるでしょう。
羽毛布団サイズ選びのポイント
通常ならばシングルのベッドや布団にはシングルの掛け布団をすすめるのですが、羽毛布団に関しては他にも考えるポイントがあります。
羽毛布団は体にフィットします。
なので、体の大きい人などがシングルの掛け布団をかぶったときに、布団が小さく感じる人もいるかもしれません。
また寝返りをうったりすると、羽毛布団もついてくるので背中が丸見えになったり・・・なんてこともありえます。
そういうことが気になるようなら、ワンサイズ大きいものを購入することを検討されても良いかと思います。
逆にクイーンサイズで二人で寝ている場合、クイーンサイズの羽毛布団だとひとりが寝返りをうったとき布団をまきこむので、もうひとりのかぶっていた布団がなくなってしまう・・・なんてことも起こります。
実際に私は、夫とクイーンサイズのベッドでクイーンサイズの羽毛布団を使っているのですが、真冬などは夢うつつに羽毛布団の引っ張り合いになっています。
また二人だと体と羽毛布団の間の空間が大きくなり、隙間から冷たい空気が入り込みます。
なのでベッドがクイーンサイズでも羽毛布団はシングルサイズを2枚にした方が良かったと、今でも後悔しています。
洗濯するにしろ、干すにしろ、シングルサイズの方が扱いやすいですし、カバーなどの寝装品はシングルサイズの方が種類も多いですし、値段もお手頃なのが豊富にあります。
そういうことも含めてサイズを選ぶようにしましょう。
羽毛布団の選び方は、別記事で詳しく書いていますのでそちらを参照してくださいね。
関連記事⇒羽毛布団はこうやって選ぶ・・・気になる部分を徹底解説!
羽毛布団どこで買っても同じなの?店舗?通販選びのポイント
羽毛布団は基本的にどこで購入しても同じです。
ですが、店舗に出向く場合、実際の布団を見て、触りながら店員さんが詳しく説明してくれるので、分からない部分を解消して納得して購入できるということと、購入後に何かあったときにきっちりと対応してくれるということがメリットになります。
それらを考慮すると、店舗に出向いて購入されることを私はおすすめします。
羽毛布団は、ふとんやさんや家具やさんに行けば、詳しい知識を持っている人に話を聞くことができます。
ショッピングセンターやデパートなどでも購入はできますが、詳しい知識を持った店員さんに話を聞けるかは運ですね。
ショッピングセンターなどは扱う商品も多く、移動も激しいですから、売り場の店員さん全員が羽毛布団に関しての詳しい商品知識を持っているとは限りません。
ネットショッピングで購入される場合は、羽毛布団を専門的に扱っているようなサイトで購入される方がよいと思います。
ある程度、保証されているような商品やメーカー品などを選ぶなどした方が安心ですね。
保証というとなに…?となりますが、たとえばその羽毛布団についているラベルが明記されていたり、○年保証してくれたりということです。
そういうのがなくて安いものは、私はおすすめしません。
羽毛布団についているラベルの見方を詳しく知りたい人はこちらの記事に詳しく書いていますので、読んでみてくださいね。
関連記事⇒羽毛布団のラベルの違いは信用の証!知らないと損する選び方は?
特にネットショッピングの場合、あなたが求める条件(ラベルやダウンパワー、グースやダウンなどの種類や産地など)で絞っていくと、大体は同じような価格帯になってくるはずです。
そこに破格の値段のものがあると、飛びついてしまいがちですが、少し危険ですので内容をよく確かめた方がいいですね。
「高級の・・・」とか「寒い地域で・・・」とか書かれていても、はっきりと「○○産」とか「マザーグース」とか明記されていなかったり、ラベルがついてなかったり・・・ということもあります。
ちなみに、海外の工場産の羽毛布団には、ゴールドラベルなどはついていません。
海外工場産の羽毛布団を購入する場合、品質などが良くても、洗浄が不十分でにおいが気になる・・・などの問題があったりします。
というのも、海外は日本ほど品質や洗浄管理の基準が厳しくないからです。
気にならない人は、海外産の羽毛布団でもまったく問題はないでしょう。
しかし、それがどの程度のものなのか、購入してみないと分からないということと、もしそういう問題が起こった時にきっちり対応してくれるかどうかも不明であるということから、私としては国内産でしっかりラベルなどで明記されている商品をおすすめします。
羽毛布団のプロが選ぶ!おすすめ5選
楽天市場で、私だったらこれをおすすめするなぁという商品を5点ピックアップしてみました。
①洗える羽毛布団 オールシーズンタイプ
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洗える羽毛布団《2枚合せ》シングル ポーランド産ホワイトマザーグースダウン95% (440dp以上) 合掛0.9kg、薄掛0.5kg 【6つ星プレミアムゴールド取得】【グッドふとんマーク取得】 |
洗える羽毛布団であること、ポーランド産ホワイトマザーグース95%のダウンであること、ダウンパワー440dp以上、オールシーズン使える2枚合わせタイプであることがポイントです。
羽毛重量:0.5kg+0.9kgの1.4kg。
プレミアムゴールドラベルがついていて文句なしです。
真冬に毛布も必要ないでしょう。
②京都西川ローズ羽毛布団
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【京都西川】羽毛布団 シングル 2枚合わせ ポーランド産 ホワイトマザーグース93% 80サテン超長綿 ダウンパワー430 かさ高180mm【デュエット】【西川】【ローズ羽毛】シングルロング/ダウン93%/冬用/グース/綿100%/ツインキルト/夏用/春・秋用【送料無料】
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ポーランド産ホワイトマザーグース93%のダウンです。
ダウンパワーは430dp以上、オールシーズン使える2枚合わせタイプ。
京都西川の商品なので、ゴールドラベルはついていませんが、真冬でも十分暖かいです。
羽毛重量:0.4kg+0.8kgの1.2kg。
①との値段の違いは、ダウンの入っている割合が2%違うことと、入っている羽毛の量が0.2kg違うことですね。
同じく真冬に毛布なしでも大丈夫でしょう。
③2枚合わせ超長綿国産羽毛布団
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ポーランド産ホワイトグースダウン92%のダウンです。
ダウンパワーは400dp以上、オールシーズン使える2枚合わせタイプ。
こちらはロイヤルゴールドラベルがついています。
羽毛重量:0.4kg+0.8kgの1.2kg。
①②との違いは、マザーグースではなくホワイトグースであるということ、ダウンの割合が92%であること、ダウンパワーが400dp以上であることです。
それで、これだけ値段に差ができます。
私がおすすめできる最低ラインがこの辺りまでですね。
しかしこれより下のランクになると、暖かさの保証ができません。
マンションなどの気密性の高い部屋で使われるなら、もう少し下のランクでも暖かいかもしれません。
④ロイヤルゴールドラベル羽毛布団
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羽毛布団 【ロイヤルゴールドラベル】高級【ハンガリー産ホワイトマザーグースダウン93% (シングル・150×210)【日本製】【DP400以上】1.3kg【オゾン加工】二層冬用 ツインキルト ホワイトグース |
こちらは冬用の羽毛布団です。
羽毛布団は冬だけで良いという方は、こちらでも良いかもしれません。
ハンガリー産ホワイトマザーグース93%のダウンです。
ダウンパワーは400dp以上で、ロイヤルゴールドラベルがついています。
羽毛重量は1.3kg。
上部と下部の二層キルト構造で保温力を高めています。
こちらはセール品でこの価格になっています。
⑤アルバスあったか冬用羽毛布団
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【2層立体キルト以上のフィット感】ポーランド産ホワイトマザーグース93%プレミアムゴールドラベル認証あったか冬用羽毛布団【アルバス】#80サテン超長綿 綿100%生地シングルサイズ 150×210cm |
こちらも冬用の羽毛布団になります。
ポーランド産ホワイトマザーグース93%のダウンです。
ダウンパワーは440dp以上で、プレミアムゴールドラベルがついています。
羽毛重量は1.2kg。
特許取得のスライドフィットキルト(変則2層キルト)構造で、より軽くなっています。
より軽い布団のほうが、体に負担を掛けないので、健康を気にされているかたにおすすめです。
なんとなくどこらへんをチェックすればいいか見えてきましたか?
今、おすすめした位のランクなら、10年後に生地が劣化したときには買い替えでなく、リフォームを検討されることをおすすめします。
羽毛布団購入時の気をつけるべきポイントは?まとめ
羽毛布団のサイズは、ベッドや敷き布団のサイズに合わせるのではなく、体に合わせて、または用途に合わせて選びましょう。
羽毛布団は、肌に直接触れること、快適な睡眠を左右されることからできればお店に出向いて、商品を見ながらしっかりと説明を受けてから購入されることをおすすめします。
私がおすすめした羽毛布団は、値段だけみると高く感じるかもしれません。
しかし、値段だけを気にしていると、寒かったり、においが気になったり・・・
そういう商品にあたってしまうと、場合によっては、結局買いなおす羽目になることもあります。
どうせ購入されるなら、寒くない羽毛布団の購入をおすすめします。
10年使用するとして、日割り計算してみてください。
それで快適な睡眠が得られても、あなたは高く感じますか?