マルチアレルギーという言葉をご存知ですか?

最近では、インスタなどで#マルチアレルギーという投稿を見かける機会が増えてきました。

ではそもそもマルチアレルギーとはいったい何なのでしょうか?

友人の子どもがマルチアレルギーと診断されたので
いろいろ話を聞いてみました。

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マルチアレルギーってなんなの?

マルチアレルギー
先日、7か月の赤ちゃんがいる友人がうちに遊びに来た時に
「子どもがマルチアレルギーと診断された」と話してくれました。

マルチアレルギー。
最近よく聞くけれど、どんな意味なのでしょうか。

アレルギーとは、体を守る「免疫」反応のエラーのことを言います。

私たちの体には、ウイルスや細菌などの異物が入ってきた時に体内に抗体がつくられ、
これらの「外敵をやっつけようとする仕組み=免疫」が備わっています。

ところが、この免疫が食べ物や花粉などの体に害を与えない物質にまで
「有害だ!」と、過剰に反応し攻撃し、引き起こしてしまう症状が「アレルギー」です。

検査の結果、友人の子供には、
「卵、小麦、大豆、乳製品などの複数のアレルギー」があるとのことでした。

そのように、特定の一つのアレルギーだけでなく
複数のアレルギーを同時に持つことを「マルチアレルギー」といいます。

本来、体を守るはずの反応が自分自身を傷つけてしまうなんて頭が真っ白というか、
「それが含まれていない食べ物ってあるのかしら」というのが、私の正直な感想でした。

日々の生活で気をつけること

マルチアレルギー
ただでさえ大変な子育て!しかし、マルチアレルギーのお子さんの場合、
もっと細かいところまで気を配らなければ、命の危険にまで及ぶのです!

友人も特に食事面でどんな食材を使うか、どんなレシピにしようかなど、かなり細かく気を配っていました。

気をつけるポイントとして、
・食品表示を鵜呑みにしないで入念に確認すること
・子供の手の届くところや目に入る場所に食品を置いておかないこと
・定期的な血液検査を受けアレルギー値や栄養状態をチェックすること
・症状によっては、皮膚症状を抑える薬を毎日服用することと
・食物アレルギーに対して正しい知識を持つこと

特に大事な事は、
食べ物を与えてからしばらくは、子どもの様子をしっかり観察することです。
もし、いつもと様子が違う場合は、必ずかかりつけの医師に相談してください。

先生と考え方が合わないときはどうする?

マルチアレルギー
その後、友人は小児アレルギー専門の先生に担当してもらったこともあり、
アレルギーの状態に合わせた食事や栄養の指導を受けて前向きに
少しずつ自信を取り戻していました。

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それでも不安がいっぱいの中、ある日悲劇が起きました。

アレルギーのお薬を処方してもらった調剤薬局でのこと。
年配の薬剤師さんから、
「アレルギーは甘えが原因!構いすぎの過干渉な親が多いから増えてるの。
甘やかしすぎないように、親が毅然として突き放さなきゃダメよ」と、
平然と言われたそうです。

友人は、病院や医師のもとで治療を行っているにも関わらず、
この理不尽な言葉に言い返せなかった自分に憤りを感じ、涙が止まらなかったそうです。

医療関係者でさえも、
未だにこんな誤った認識をされていることに、私も怒りと恐怖を覚えました。

また、同じアレルギーを持つお子さんのママさんから、
「かわいそう!」
「母乳なの?お母さん、何食べてるの?」と、
子供さんの肌を見て直球で言う人もいると聞き、大変心を痛めている様子でした。

この理不尽さとは少し異なりますが、これは医師との相性にも言えます。

今回、友人は、
「食物アレルギー=完全除去」ではないという考えに理解を示し、
(過度の食事制限からくる栄養不足が学習や運動能力の障害を引き起こす事が問題視)
ショック症状を起こさない程度のところで完全除去はしない減感療法を行っています。

今は、飲み薬や塗り薬を併用しながら低栄養にならないよう、
医師の立ち会いのもと管理、治療を進めています。

しかし、この治療法にも実は賛否両論あり、必ず正しいと保障されたものではなく、
医師によっても意見は様々です。

友人も最初の医師とは意見が合わず納得できなかったため、様々な医療機関を経て、
3人目の医師の元、安心して治療を続けています。
「長いお付き合いになる医師に安心して子供を任せたい」と、彼女が出した結論でした。

医師も人間であり、色々な考えの方がいらしゃいます。
考えや意見が合わない場合は、
思い切って違う医療機関に繋がる事も大事だと思います。

今回、私が大事だと感じたのは、
症状を含めたそのお子さんを全面的に受け入れ、全力で子供を守るという姿勢ではないでしょうか。

私も含めてですが、子供のためにと最善を尽くしたつもりでいても、
心のないことを言われることもあったりします。

その時、わざわざそれに反論する必要はありませんが、その言葉に負けない強さを持って欲しいと思います。
アレルギーは決して甘えからくるものではないのです!

マルチアレルギーまとめ

アレルギーを持っているお子さんを育てることは、やはり相当な労力であることは間違いありません。
それに加えて、友人のように心無い言葉に傷つけられる現状もあります。

今回の事で、
アレルギーは気のせい、甘え、治る等の知識が間違っている!
このことを、たくさんの人に知ってもらえるといいなと思います。

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