開業や独立したら、個人事業主として自分で確定申告をしなくてはいけませんね。
日本にいる限り、自己申告で納税することが義務付けられています。
サラリーマンであれば、会社が年末調整をしてくれるので自分で税金を計算して納めるという作業はないですが、個人で事業を始めると毎年事業で得た所得を申告し税金を払わなければいけません。

そうはいっても自分で自分の納税額を申告するにはどうしたらいいんだろう・・とほとんどの方が思うようで、正直私も何から始めてよいかわからず頭を抱えていました。
そこで青色申告についての講習会に参加し学んできたので、青色申告を選ぶメリットについてまとめてみます。

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青色申告を選ぶメリット

青色申告をするメリットは3つあります。
①青色申告特別控除
②青色事業専従者給与の必要経費算入
③純損失の繰り越し

これから個人事業主として自分の力で生活していかなくてはならないのですから、青色申告のメリットをしっかりと理解したうえで税金を払いましょう。

青色申告特別控除

これは青色申告をする人にだけ与えられる特別な控除のことです。

「控除」とは、税金の計算をする前に所得から「一定の金額を引く」ということです。
あなたが払う税金はその残りの金額に所得に合った税率をかけたものです。

青色申告をする人の控除額は2種類あります。

・10万円控除
・65万円控除

この2つの違いが何で決まるのかというと「どんな帳簿をつけるか」というところです。

65万円の控除を受けるには複式簿記という少し難易度の高い帳簿をつける必要があります。
手作業ではとても複雑でめんどくさそうな複式簿記ですが、いまは会計ソフトもたくさん出ていますので、個人事業主として生計を立てていくのであれば65万円控除を狙って帳簿をつけるのが断然お得です。

今は会計ソフトに入力さえすれば計算してくれるし、65万引いてくれるならがんばちゃう!

この時注意しなくてはならないのが、2/16~3/15までの間に提出すること!
提出期限に遅れないことが控除を受けれる条件となるので、普段からコツコツ帳簿をつける癖をつけておくといいですね。

青色事業専従者給与の必要経費算入

なんだか難しく書いてありますが要するに

「仕事を手伝ってくれてる家族」

に対して払う給与を経費扱いにできる

ということです。

経費にできるのでその分所得を減らせるというメリットです。
白色申告では家族の給与を経費にはできません。

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ただこれにも条件があります。

・同じ生活費で生活していること
・15歳以上であること
・学校や他の仕事に就かず、事業に専従してること
・支払う金額が仕事内容に見合っていること

この4つを満たしていないとダメなんですね。

また、この制度を利用するには「青色事業専従者給与に関する届出書」を納税地の税務署にあらかじめ提出することが必要です。
提出した月から給与の支払いが認められますので、家族に事業を手伝ってもらう際は必ず先に出しておきましょう。

純損失の繰り越し

赤字を3年間にわたって繰り越せます。
例えば、今年マイナス600万円の赤字を出してしまったとします。
来年度200万の黒字が出たら今年度のマイナスと相殺して申告できるので税率を低く抑えられますね。

所得の計算方法は
収入ー経費ー控除=所得
この所得の時点での赤字なので控除なども差し引いたうえで赤字を確定できます。

まとめ

65万円の経費などなかなか出ませんが65万円の特別控除を使えば、大きな節税になりますよね。
また、赤字が繰り越せるので個人事業主としてバリバリ利益を上げれていないかもしれない初年度から青色申告申請をしておくことが重要だと感じました。
青色申告をするには申請書を税務署に提出する必要があるので、確定申告の時期が来る前に必ず提出しておきましょう。

いままで会社がやってくれていたので知らずにいた、お金の流れや税金のことについて知る良いきっかけとなりました。
事業主として生計を立てるのであれば、お金の管理を見直す意味で自分で帳簿をつけることにチャレンジしてみてはいかがですか。

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