今や冬の必需品である暖房器具、エアコン!
寒い外から帰ってきたら、ついついガンガンに上げたくなる設定温度ですが、
なかなか暖まらないなんてお悩みの方も多いハズ!
「こたつやカーペットなども使うので冬の電気代が心配!」だったり、
「子供と過ごすなら、20度くらいがいいと聞いたけど・・・それじゃ寒くて!」と、
主婦の皆さんなら、いろいろ心配の種も増えてしまいがちです。
実際のところ、お財布や身体に優しい温度設定って何度なんでしょう。
そこで今回は、この暖房はつけて暖まりたいけど、節約もしたいあなたにとっておきの秘訣をお話します(^^)/
暖房20度じゃ寒いと感じる時のチェックポイント
暖房を20度に設定!
でも、全然、暖かく感じないことってありますよね。
実は、実際のところ、せっかく適温設定にしても、
それ以外の要因によって暖かくならないこともあるのです。
そもそも、エアコンの設定温度はあくまで目標であり、実際の室温とは別ものなのです。
つまり、適温設定にしていても、室内ではそうなっていないケースが多々あるのです。
この要因として考えられるのが・・・
・暖気が外に逃げてしまっている
・体感温度の問題
・湿度や風の状態の問題
が、挙げられます。
これについて説明していきましょう。
暖気が逃げてしまっている
室内をどんなに暖めても、その暖かい風の一部は外に逃げてしまいます。
つまり、その逃げ道をきちんとふさがなければ、エアコンの効きが落ちてしまいます。
主に、その逃げ道となりやすいのが窓!
原因の約5割とされています
。
この対策として、
・カーテンの生地や厚さ対策をする
・アルミシートや断熱シートを貼る
・隙間テープを貼る
など、工夫してみましょう。
体感温度の問題
人が暖かさを感じる要因には、湿度や風の有無が関係してきます。
たとえ、適度な温度設定をしたとしても、これによって暖かさは大きく変わってきます。
例えば、同じ室温でも、湿度が20%上がると体感温度は1.2℃も上がります。
また、同じ室温・湿度でも、「無風状態→そよ風状態」で体感温度は3.9℃も下がります。
このように、せっかくエアコンを適温設定にしても、
快適になれない可能性があり得るというわけです。
しかし、逆に言えば、この状況をうまく活用して対策することで、
より効率良くエアコンを活用できるようにもなるのです。
暖房電気代を節約できる適切な温度は?
暖房を使う場合の適温ですが、一般的に20〜22度とされています。
ここで気になってくるのが電気代!
実は、エアコンの設定温度を1度下げるだけで10%もの電気代が節約できるんです!
例えば・・・
25度設定:月額5000円の場合、
24度で4500円、23度で4050円、22度では3645円と、
ここまでくるとずいぶんなお得感が出てきます。
しかし、そもそも空気全体を暖めることが目的のエアコン!
お財布のために設定温度を上げるのを我慢した結果、
風邪を引くなど体調を壊してしまってはなんの意味もありませんよね。
○○を工夫すると節約して暖かい
そこで、エアコンを効率的に使う方法として、部屋に合わせて暖房グッズを併用しましょう。
・こたつや電気カーペットなどを使う
もっと節約したいなら湯たんぽやひざ掛けなどを使うのもオススメです。
・暖かい飲み物を飲む
蒸気で部屋が暖まりますし、ドリンクで体の中から暖めることも出来ます。
・こまめにフィルターを掃除する
フィルターが詰まるとエアコンの性能が落ちて余分な電気代がかかってしまうので
面倒がらずに行いましょう
・室外機周りをチェックする
物が置いてあると暖房の効率が落ちるので、物を置くのはNGです。
・窓の断熱
断熱ガラスにしたり、手軽なところでは厚手のカーテンなどに変えましょう。
断熱シートや断熱フィルムに窓に貼るなども効果が期待できます。
・エアコンは自動運転にする
大半の電化製品は起動時に一番電力を消費します。
短時間で設定温度に到達することが一番の節約になりますので、
自動運転で一気に室温をあげてしまう方が電気代がかかりません。
・扇風機・サーキュレーターでエアコンの働きを助けること
エアコンからの暖かい空気は上にたまりやすいので、
扇風機やサーキュレーターで空気を循環させましょう。
暖かい空気が下まで降りてきますし、節約にもなります。
エアコン暖房の風向きはどっちがいい?節約効果で身体もお財布も暖まる
暖房20度寒いまとめ
いかがだったでしょうか?
寒い冬、温かく過ごしながらも電気代を節約したい方は、
以上でご紹介したような方法で様々な工夫を加えながら、
暖房の設定温度を見直してみるといいでしょう。
いろいろ試しながら、自分流の方法と最適温度を模索して下さいね( ´ ▽ ` )ノ